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タイヤの正しい保管方法は何?プロが保管方法をご紹介!
タイヤスクエアミツヤ 西尾市一色町

タイヤの保存方法でタイヤの寿命が変わるって本当?

タイヤはゴム製でデリケートなため、保管方法によってその寿命が大きく変わります。

直射日光や熱、油類から保護することが重要で、何もせずに外に置くだけでは劣化が進みやすくなります。特に降雪地帯に住んでいる方や雪山に出かける方などは、季節ごとにタイヤを交換し、適切に保管する必要があります。

保管する際には、直射日光や雨が当たらない、涼しく乾燥した場所を選びましょう。使用開始から5年以上経過したタイヤは、専門店での点検を受けることが推奨されています。

また、製造から10年を経過したタイヤは、溝が残っている場合でもゴムの劣化が進んでいる可能性があるため、新品に交換することが望ましいです。タイヤの状態をよく確認して、実際に安全に使えるかどうかを確認することが大切です。

タイヤ保管の前にやっておくべきこと

①汚れを落とす

タイヤの保管前には、必ず汚れを落とすことが重要です。ワンシーズン使用したタイヤには、砂、泥、油分、融雪剤など多くの汚れが付着しています。これらの汚れをそのままにすると、ゴムの劣化や色ムラが生じるだけでなく、ホイールに錆が発生するリスクもあります。タイヤとホイールをしっかり洗浄し、保管前には必ず水洗いを行いましょう。

②水分を乾燥させる

水洗い後はタイヤを十分に乾燥させ、保管時にはタイヤワックスの使用は避けます。ワックスの成分がゴムを劣化させる恐れがあるためです。

③タイヤの空気圧を下げておく

タイヤを清掃した後は、保管前に空気を抜くことも大切です。装着時のタイヤには、車の重量に耐えるため適切な空気圧が設定されていますが、取り外したタイヤを空気を抜かずに保管すると、内圧がゴムに負担をかけ、ひび割れや変形などの劣化を引き起こす可能性があります。空気を抜くことでタイヤ内部の圧力が下がり、ゴムへの負荷を軽減できます。エアゲージを使用して、空気圧を適正値の半分程度まで下げることをおすすめします。

④洗剤は使うべき?

ホイールも塩化物を含む融雪剤によって錆や塗装のダメージを受けることがあるため、あわせて洗浄が必要です。基本的には水洗いを行い、洗剤は汚れがひどい場合にだけ使用し、使用後はしっかり水で洗い流します。

タイヤの保管場所、気を付けることは?

・屋内で保管

屋内での保管が理想です。屋内では紫外線や雨風からタイヤを守ることができるため、ゴムのひび割れや劣化を防ぐことができます。ただし、湿気がこもりやすいため、こまめに空気を入れ替えたり、通気性の良い場所で保管することが重要です。

・屋外で保管

屋外での保管が避けられない場合は、タイヤカバーを使用することが推奨されます。防水性や遮光性に優れた専用のタイヤカバーを使うことで、紫外線や湿気からタイヤを守ることができます。風通しの良い場所や、地面から離れた場所に保管するよう心掛けましょう。具体的には、すのこやタイヤラックを利用してタイヤを地面から浮かせ、通気性を確保することが大切です。

いずれの方法でも、保管する場所には以下の注意が必要です。まず、タイヤは雨や湿気を避けるため、湿気の多い場所や直射日光が当たる場所での保管は避けましょう。次に、オゾンや高温の影響を受けないようにするため、エアコンの室外機や熱源の近くでは保管しないことが重要です。

タイヤの積み方は縦積み?横積み?

ホイール付きのタイヤの場合は横置き

ホイール付きのタイヤの場合は、横置きでの保管が最適です。
ホイールが取り付けられたタイヤは総重量が大きいため、横に置くことで重量が均等に分散され、縦置きよりもタイヤの変形を防げます。
保管時には、空気圧を適正値の半分程度に減らすと、ゴムやコードに対する負担を軽減できます。ただし、スペースの関係で縦置きする場合は、接地面が変形しないように、月に一度程度タイヤの位置を入れ替えることをおすすめします。

タイヤのみ の場合は縦置き

ホイールが付いていないタイヤの場合は、縦置きでの保管が推奨されます。
横に置くとタイヤのサイド部分に過度の負荷がかかり、変形やサイドウォールの傷みが生じる可能性があります。
縦置きで保管することで、タイヤの変形や劣化を防ぐことができますが、半年程度の保管であれば横置きでも問題はありません。

※いずれの場合でも、タイヤの下に段ボールやすのこなどを敷くことで、接地面のゴムの変質や床面の変色を防ぐことができます。
また、タイヤを保管する際には、タイヤの位置を定期的に入れ替えることで、負荷の分散ができ、タイヤの寿命を延ばすことができます。

あったら便利な保管グッズ

①タイヤラック

タイヤを保管する際には、タイヤラックが非常に便利です。タイヤラックは、タイヤを安定して収納できる棚で、狭いスペースでも効率的に保管することができます。ラックには横置きや縦置きが可能なタイプがあり、4本または8本用など、収納本数に応じた選択肢も豊富です。タイヤラックを使用することで、転がりを防止し、限られたスペースでもスッキリとタイヤを収納できます。また、シーズンオフのタイヤ(例えば夏タイヤやスタッドレスタイヤ)を専用ラックで保管すれば、屋外でも地面に直接触れずに雨から保護でき、より良い保管状態を維持できます。

ラックの選び方としては、使用するスペースや収納するタイヤの本数に応じて、適切なタイプを選ぶと良いでしょう。タイヤラックを活用することで、タイヤの保管が効率的になり、交換時の取り出しもスムーズに行えます。

②タイヤカバー

タイヤカバーは、直射日光、雨風、ホコリからタイヤを守る優れたアイテムです。特にタイヤを屋外で保管する場合や長期間保管する際には、タイヤカバーが必須です。しかし、湿気の多い時期にはカバー内に水分が溜まることがあるため、定期的にカバーを外して湿気対策を施すことが重要です。タイヤのゴムは湿気や水分に弱いため、内部に水が入らないように注意しましょう。

タイヤ専用のカバーは、汚れや埃、紫外線からタイヤをしっかり保護し、保管状態を良好に保つための頼もしいアイテムです。

自宅にタイヤが置けない場合はどうする?

タイヤ保管サービスは、自宅で適切な保管場所を確保できない場合や、保管に手間をかけたくない方におすすめの方法です。
このサービスを利用することで、専門のスタッフによってタイヤが適切に管理され、専用の倉庫で安全に保管されます。

保管環境は、直射日光や雨風を避け、湿気の少ない状態が整えられているため、タイヤの劣化を防ぐことができます。
料金は発生しますが、保管中の盗難やいたずらのリスクが低く、保管場所の確保やタイヤの持ち運びの手間も省けます。

また、一部のサービスでは、タイヤの履き替え時に交換作業を依頼できるオプションもあります。
タイヤ保管サービスを利用することで、保管や管理の手間を大幅に軽減し、安心してタイヤを保管できるのが大きなメリットです。

タイヤスクエアミツヤのタイヤ保管サービスをご紹介

タイヤスクエアミツヤは、愛知県西尾市一色町に店舗を置いております。
お客様にワンシーズンタイヤの交換と共にタイヤ保管サービスを提供しています。

このサービスをご利用されますと、タイヤ保管についてのお悩み(家におくスペースがない、盗難、運搬による汚れ、疲れ、管理など)が全て解決いたします。
ワンシーズンのタイヤをご利用の際は、タイヤスクエアミツヤのタイヤ保管サービスをご利用くださいませ。
また、プレミアコースに入られますと、通常のタイヤ保管に加えてさらにホイールの洗浄を致します。ブレーキダストの多い輸入車にお乗りの方にオススメです。

株式会社タイヤスクエアミツヤ
〒444-0422
愛知県西尾市一色町味浜東下浜21-3
TEL:0563-72-8111 FAX:0563-72-9031

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